素材生産Material

暮らしのなかで使われる
木材を作りだします

木を伐採し、私たちの暮らしの中で使われる木材を作り出す仕事です。

樹木が密集しすぎて森林が荒廃しないよう、一部の木を間伐しながら森を守ります。

成長した立木は資材として必要な大きさに切り、集積場まで運搬します。

作業には、複数の工程を一貫して処理することができる林業機械を用いることもあります。

  • 枝打ち

    節のない木材を生産するために枝を切り落とす作業。
    不要な枝葉が無くなることで、森の中に光が入りやすくなる効果も望めます。

  • 間伐

    樹木が密集しすぎて成長が妨げられることのないように一部の木を伐採する作業。
    森林の環境保護にも繋がります。

  • 主伐・造材

    「主伐」は、成長した立木を伐採して収穫する作業。
    「造材」は、枝などの不要な部分を取り除き、資材として必要な長さに切る作業です。

  • 集材・運材

    造材された丸太を集め、集積場など必要な場所まで運搬する作業。
    主伐~運材の過程では、高性能林業機械を用いることがあります。

Flow素材生産の流れ

  1. 伐倒

  2. 集積

  3. 造材

  4. 整木

  5. 持出

保有機械紹介

グラップル(木材荷役機械)

木材を掴んで荷役を行う林業機械です。
汎用性の高いグラップルは伐出作業において欠かすことができません。

プロセッサ(造材機械)

搭載されている装備で木材の造材を行う林業機械です。ローラーの回転で木材を送り出し、装備しているカッターで枝を切り払う「枝払い」や、事前に設定した長さで木材を切り揃える「玉切り」などの作業を連続して行います。

フォワーダ(積載式集材車両)

玉切りした短幹材を荷台に積んで運ぶ集材専用の自走式機械です。
重心が低く安定した位置にあるため、不整地や軟弱地でも安定した走行が可能です。